みなさんこんにちは、健ジムのケンスケ(@cg_kensuke)です。
バドミントンのフットワークってどんな練習方法があるの?
シングルスとダブルスの練習方法の違いはあるの?
このような悩みをまとめました。
バドミントン初心者が気を付けたいフットワーク練習のコツ3つ
フットワーク練習をする際のポイントはいくつかありますが、特に気を付けてほしいのは次の三つです。
- 身体を傾ける
- 最初は細かく、徐々に大きく
- うまい人のプレーをまねる
フットワークの際に無駄な力を使わずに、かつ動きを速くするには、『重心を崩し、体を行きたい方向に傾ける』ことが大切です。
そして、重心を崩し、動き出せたらば、次はステップを徐々に大きくしていきます。
最後の一歩で調整するイメージ!
また、ステップは習うより慣れろ!と言いますか、うまい人のプレーをまねするのがおススメです。
その際にできれば同じくらいの体格の方をまねてあげるとよいでしょう。
- 身長175cm×左利き×男性×シングルスプレーヤー→桃田選手
- 身長155cm×右利き×女性×シングルスプレーヤー→奥原選手、山口選手
最近ではYouTubeなどの動画で選手のプレーを簡単に見ることができます。
色々見てイメージを膨らませて練習してみましょう。
バドミントンフットワークの練習方法シングルス・ダブルス】
次に具体的なフットワークのパターンを紹介します。
フットワーク練習【基礎】
- フォア側前後(利き腕側)
- バック側前後(利き腕と反対側)
- 前左右
- 真ん中左右
- 後ろ左右
ここまでが基本的な動きとなります。
フットワーク練習【応用】
応用編です
- フォア側後ろ→バック側真ん中
- バック側後ろ→フォア側真ん中
- フォア側真ん中→バック側前
- バック側真ん中→フォア側前
- 速い展開での実践でよくある動きの練習です。
フットワーク練習【シングルス】
意識してやりたい動きは全面でのクロスに走るフットワークです。
N字やX字といいますが、下記の図のように動きます。
ダブルスでは対角線に走り込むプレーはほとんどないため、シングルス特有のフットワークといえます。
フットワーク練習【ダブルス】
ダブルスで意識したいフットワークは
- 左右飛びつき
- 前に出ながら≪スマッシュ→ドライブ→ネット付近でのショット≫
です。
この二つはよりダブルスに特化したフットワークとなりますので、ダブルスプレーヤーは重点的に行うようにしましょう。
次に各ポジションから打つ球種についてまとめます。
フットワーク中に行う素振り
フットワークの際にただ振るのでなく、ショットや軌道、球速や角度も意識しましょう。
より実践に近づけられるようにしっかりイメージするのが大事です。
一つずつ見て行くと疲れますが、イメージしながら読んでみてください。
- フォア側前
- フォア側後ろ
- バック側前
- バック側後
- フォア真ん中
- バック真ん中
フォア・バック側前(フロントコート)
- ヘアピン
- クロスヘアピン
- ロブ
- クロスロブ
- プッシュ
- ハーフに抑える
フォア側・バック側後ろ(リアコート)
- フルストレートスマッシュ
- ハーフストレートスマッシュ
- ストレートドロップ
- ストレートカット
- フルクロススマッシュ
- ハーフクロススマッシュ
- クロスカット
- クロスドロップ
- ストレートハイクリア
- ストレートドリブンクリア
- クロスハイクリア
- クロスドリブンクリア
- ストレートドライブ
- クロスドライブ
※バック側はそれぞれラウンドとハイバックあり
バック側はハイバックもある関係で非常に多彩なショットがありますね
フォア側・バック側真ん中(ミドルコート)
- ストレートドライブ
- クロスドライブ
- ストレートに抑える球
- ストレートハーフ球
- クロスに抑える球
- クロスハーフ球
- 飛びつきストレートスマッシュ
- 飛びつきストレートスマッシュ
- ストレートロブ
- クロスロブ
※バック側はそれぞれラウンドとハイバックあり
フットワークの練習で意識したいこと
その時その時のホームポジションに戻りましょう。
例えばネット前のフォアとバックを交互に練習する際に、ネットの前を左右に動くようなフットワークは現実離れしていますよね。
必ず別の場所に飛んできてもとれるよう、ホームポジションに戻るよう心がけましょう。
バドミントンフットワークのやり方解説動画【まとめ】
フットワークの方法は性別や身長によって若干異なります。
いろいろな選手のフットワーク動画を見比べて、自分がやりやすいと思ったものを見つけましょう。
奥原希望選手によるフットワーク解説動画
フットワークが得意な選手として奥原希望選手を挙げる人は多いのではないでしょうか。
本来であれば有料になってもおかしくないフットワークの技術解説動画です。
前へのフットワーク動画
奥原希望のスペシャルレッスンシリーズ第一弾「前へのフットワーク」です!
今回は私の強みであるフットワークを徹底解説‼
是非みなさんも真似してみて下さい😊
※YouTube概要欄から抜粋
00:00 イントロ
00:52 フットワークは 一歩目の動き出しが大事(自分のイメージを常に持つことが大事)
01:30 上半身と下半身の上下運動が苦手な方はフットワークが激しい
02:37 足の運び方
05:06 フォア前
08:33 バック前
14:10 前へのフットワークまとめ
後へのフットワーク動画
奥原希望のスペシャルレッスンシリーズ第二弾「後ろへのフットワーク」です!
00:00 イントロ
00:34 相手がどういう球を打ってきて自分がどういう球を打つのか(イメージを持ってフットワークする)
02:10 シャトルに合わせて下がってしまうと遅れてしまう
03:18 フォア奥 足を入れ替える
06:18 フォア奥 走って戻る
08:00 落下地点に直線的にいかないイメージで
09:00 ラウンド側 重心を低く
11:06 シャトルを下から見る
12:12 実際にシャトルを打ってみる
13:04 後ろへのフットワークまとめ 当たり前のベースを上げる
田児賢一選手(TAGO KEN)によるフットワーク解説動画
絶対見てね!!フットワークの極意教えます。
- ホームポジション付近で音が鳴るのはOK、最後の脚が出るときに音が鳴るのはだめ。
- 最後に足を持っていく。
- なるべく細かいステップを入れて最後に音が鳴らないように。
- 最後の一歩で足に力が入ると上半身が安定しない。
- スタートで100の力を使って、70スピードを落としていくイメージ。
- 最初の細かいステップがわからない人は、とりあえず細かく足を動かしましょう。
- なるべく腰を落とす。
- しっかり地面を蹴る。(地面の反動を使って)
- 連続でできない人は一回ずつ。
- 自分で反動を使っていく、重心をうまく使っていく。
- 毎回ホームポジションが変わる、自分のあげた球に対して合わせればいい。
- ラケットは先に出してそのまま(当てに行く)
- なるべく体が上がらないように、体を落として。
- ホームポジションで重心を崩すために、勢いをつけるために細かいステップを入れて、最後に大きく出す。
00:00 イントロ
00:16 フットワーク基本 音を鳴らしていい位置
02:35 フォア前
04:22 フォアサイド
05:34 バック横
06:16 バック前
09:43 フォア後ろ
10:54 バック後
11:26 フォア前 ラケットを出してそのまま行く
12:15 実際にシャトルを打ちながら
13:28 バドミントンのフットワークで意識してほしいこと(まとめ)
最後の一歩を大きく出すけど、そこでドンと止まるというよりか70の力でゆっくり止まるイメージでしょうか?
私もバドミントンを始めたころ、我流でやってた時は小さなステップで動いていたのですが、ある時「なるべく大きな一歩で、歩数を減らしたほうが良い」というその時の常識で強引にフォームを変えてしまいました泣
徐々に力を大きくしていくのは、野球のバッターが良くバッドを小さく振りますが、これもそのような意味があるというのを以前に聞いたことがあります(落合選手だったような・・・)
この小さな一歩を入れることで重心を崩すことで動くフットワークができ、スムーズに動ける気がします。
最近はこのフットワークを身に着けるべく、基礎打ちでも小さなステップを入れるよう練習しています。効果絶大です!
(備考)健ジムチャンネルのフットワーク解説動画
健ジムチャンネルでもフットワークについての動画をいくつか制作しております。
他の方とは少し違った視点で解説しておりますので、是非ご覧ください。
00:00 イントロ
00:59 フットワークを速くするためスクワットのフォーム
01:12 スクワットのフォームを変えてフットワークを速くする検証方法
01:34 検証
04:03 比較検証
04:57 結論・まとめ
わたしのYouTubeチャンネルではこのようなに変わった視点で筋トレやバドミントン情報を配信していますので、気になる方や私のことを応援したいと思ってくださった方はチャンネル登録して頂けると嬉しいです。
フットワーク動画から学ぶこと
フットワークの動画で皆さんが共通して言っていることは
- 重心を低く
- 頭をあまり上下に振らない
- ラケットを出しておいて合わせに行く
というのがあります。
細かいところでは身長や筋力による違いがあると思いますが、フットワークの基本としてこれらのことがあり、そこからオリジナルを作っていければいいと思います。
是非、基本をもとに自分なりのフットワークを見つけてみてください。
バドミントンフットワークの練習方法まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はいろいろなフットワークの練習方法をまとめてみました。
実際に自分がやるときに、どのパターンが一番得意なのか考えながらやってみるのがおススメです。
練習方法がわかったら、次はどんどん楽に、速く動けるように練習していきましょう。
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