【ラケット知識】バドミントンラケットのシャフトが硬いと何が違う?

【ラケット知識】バドミントンラケットのシャフトが硬いと何が違う?

みなさんこんにちは、健ジムのケンスケ(@cg_kensuke)です。

健ジムのケンスケ

ラケットのシャフトが硬いとはどういう事ですか?また、シャフトが硬いと一般的にどんな影響があるのですか?

このような悩みをまとめました。

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この記事を書いた人

健ジムのケンスケ

東京町田で【町田コンディショニングジム健介】とバドミントンショップ経営。バドミントンは高校始めの雑草社会人プレーヤー。日々積み重ねる。YouTubeでも情報発信中。



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バドミントンのシャフトの硬いってどういうこと?

バドミントンラケットのシャフトが硬いと、

  • より大きな反発力を生み出せる代わりに、しならせるために大きな筋力が必要になる。
  • シャフトがしなってから元に戻るのが早い。

ということです。

・・・?どゆこと?

【そもそもシャフトって何?というのはこちらの記事で】

硬いシャフトをしならせるには筋力が必要

シャトルを遠くまで飛ばしたり速いショットを打つためにはラケットをしならせて反発力を生みだすことが重要です。

より強い反発力を生むためにはシャフトが硬い方がいいのですが、それに伴い筋力も必要となります。

そのため、体格やスキルに合わせてラケットのシャフトの硬さを選ぶ必要があります。

小柄であったりバドミントンを始めたての方は極力シャフトは硬すぎないのを選ぶのがおススメです。

シャフトがしなってから元に戻るのが早い

速いラリーに対応するためにはしなりが小さく、ラケットヘッドが早く戻ることが重要です。

シャフトが柔らかすぎるとラケットヘッドが遅れて出るようになり、また、戻るのも遅いため速いラリーについていけなくなることがあります。

ラリースピードが速い試合をすることが多い場合は少し硬めのシャフトを選ぶのがおススメです。

では、逆にシャフトがしなりやすいラケットというのはシャフトの硬さ以外にどういう要素がありますか?

ラケットのシャフトが硬さ以外にがしなる要素

シャフトのしなりやすさはシャフトの硬さだけではありません。

ラケットヘッドの重さと筋力(スイングスピード)が大きく関係してきます。

ラケットヘッドが重いとシャフトがしなりやすい

シャフトがしなる要素としてラケットヘッドの重さのバランスがあります。

ラケットの先端部分が重いほどシャフトはしなりやすくなります。

⓵30cmくらいのプラスチック定規の先端に重りを付けてしならせてみましょう。

②次にその重りを定規中央につけてしならせてみましょう。

【結果】①のほうが小さな力でしなります。

これをまとめてみました

【シャフトのしなりやすいラケットバランス】

⓵シャフトが柔らかくトップヘビー

②シャフトが柔らかく、トップライト
 シャフトが硬く、トップヘビー

③シャフトが硬く、トップライト

このようにシャフト以外にも重さのバランスは大きな要素となります。

スイングスピードが速いとシャフトがしなる

スイングスピードが速くなればなるほどシャフトはしなります。

これはある程度バドミントンのスキルに比例しますが、ラケットを振るというスキルがうまくなってくるとジョジョにスイングスピードが速くなります。

結果、シャフトがしなります。(しなりやすくなる)

ラケットのシャフトが固い=上級者向け?【自分に合う硬さは?】

上級者に近づくにつれシャフトが硬くなるというのは大体当てはまります

バドミントンのスキル上達につれ筋力が付き、スイングスピードも上がります。
結果、シャフトが硬いものを使用する選手が増えるのですが、プレースタイルや体格によって必ずではありません。

特に女性プレーヤーですと柔らかいシャフトのラケットを使う選手も多いです。

健ジムのケンスケ

松友選手は柔らかめのシャフトでトップヘビーのラケットを使っています。

あなたにあったシャフトの硬さの選び方

シャフト硬さは感覚的に自分に合うものを選ぶのが良いでしょう。

しかし、いきなり

さあ決めろ!

と言われても難しいですよね。

いくつか参考になるチェック項目を作ってみました。

・体格が大柄であれば硬め
・ドライブ重視のプレーなら硬め
・ハイバックがしっかり飛べば硬め
・スイングスピードに自信があれば硬め
・速い展開の試合が多いのであれば硬め
・ロブやクリアーがしっかり飛ぶならば硬め

女子シングルがメインの方ですとこれに当てはまらない方が多いと思いますので、先にも書きましたが必ず上級プレーヤーになるほどシャフトを硬くする必要はありません。

色々試しながら自分に合うシャフトの硬さを見つけるようにしましょう。

【ガットの太さも併せて考えてみよう】

おしまい

【バドミントンラケットの選び方完全ガイドはこちら】

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