みなさんこんにちは、健ジムのケンスケ(@kensuke_bad)です。
- 手投げノックってどんなのがあるの?
- 手投げノックはどういう効果があるの?
- 自分にあった手投げノックを教えてほしい
このような悩みをまとめました!
バドミントンの手投げノックとは?

バドミントンの手投げノックは、シャトルを手で投げて行うノックで、ショットやフットワークを部分ごとに繰り返し練習できる練習方法です。
また、ノッカーの技術がラケットで球出しをするノックと比べてそこまで必要としないため、初心者同士の練習や部活動での練習に重宝します。

使うコートも少なくて済むことが多く、効率よくトレーニングすることができます
- ショットを個別で反復して練習したい
- フットワーク練習を一歩レベルを上げたい
- チーム全員同じ練習をして基礎固めしたい
- ノックをラケットで出せる人が少ない
- 新品のシャトルが少なくノックシャトルでできる練習がしたい
- プレーヤーの人数が多く、効率よく強度の高い練習をしたい
手投げノックで個別にショットやフットワークを練習していくことで上達します。



【経験談】フットワーク付きのネット前手投げノックを重点的に行うことでシングルスの動きが安定しました!
手投げノック練習の狙いとその効果
手投げ練習で決まった動作を反復することで、フォームの安定化はもちろん、体の記憶として技術が染み込み、試合中に自然な動きができるようになります。
また、手投げノックとフットワークを組み合わせることでフットワーク強化にもつながります。
手投げノックの種類
手投げノックにはいくつか種類があります
- 同じショットだけを反復して行う
- 複数のショットを組み合わせて行う
- フットワークや素振りをつけて行う
- 手投げとラケットでの球出しを行う
自分が受けたい球によっていろいろな組み合わせができます。
次に筆者がおすすめする手投げノックをいくつか紹介します。
【動き少な目】手投げノックメニュー【初心者向け】
初心者の方にもできる具体的な手投げノックの方法を公開していきます。
- ネット前スマッシュ打ち込み
- ロビングノック
- ヘアピンノック
- サイドドライブ
- レシーブ連打
- 前後フットワーク付きネット前ヘアピン



初心者の方もやりやすいというだけで上級者の方にもウォーミングアップでもおすすめです
ネット前スマッシュ打ち込み
ネット前に半身で構え、スマッシュを打ちこみます。
シャトルをつぶすイメージでたたきつけるようにして打ちます。
初心者の方はラケットにシャトルを当てる練習になり、中上級者の方はスマッシュ力の強化になります。



【指導時経験談】初心者の方にラケットに当てる練習をするときはまずこの練習をしていただきます。一回の練習で劇的に打つ能力が上がります!
ヘアピンノック


ネット前に手投げで球出しをし、ヘアピンを打ちます。
配球は大きく分けて4パターン
- フォアだけ
- バックだけ
- フォアバック交互
- フォアバックランダム
慣れて来たらいろいろなバリエーションを付けましょう。
また、ショットの種類も
- ストレートだけ
- クロスだけ
- ストレートとクロスランダム
- フェイント入り
いろいろなバリエーションをつけて練習しましょう。



ある程度真ん中に戻り、V字でフットワークするようにしましょう。
ロビングノック


ネット前に手投げで球出しをし、ロビングを打ちます。
配球は大きく分けて4パターン
- フォアだけ
- バックだけ
- フォアバック交互
- フォアバックランダム
慣れて来たらいろいろなバリエーションを付けましょう。
また、ショットの種類も
- ストレートだけ
- クロスだけ
- ストレートとクロスランダム
- フェイント入り
いろいろなバリエーションをつけて練習しましょう。
サイドドライブ




コートサイドに手投げで球出しをし、ドライブを打ちます。
配球は大きく分けて4パターン
- フォアだけ
- バックだけ
- フォアバック交互
- フォアバックランダム
慣れて来たらいろいろなバリエーションを付けましょう。
また、ショットの種類も
- ストレートだけ
- クロスだけ
- ストレートとクロスランダム
- フェイント入り
いろいろなバリエーションをつけて練習しましょう。
クロスドライブありの場合はノッカーの位置にも気を付けて、コート横から出すようにしましょう。
レシーブ連打
シャトルを連続して手投げしてレシーブを連打します。
速く打つことで自然と振りがコンパクトになり、スイングも安定します。
ノッカーもバックハンドの動きの練習になります。
前後フットワーク付きネット前ヘアピン


コート奥で素振りをし、そのままネット前につめてヘアピンを打ちます。
ノッカーは動く選手が素振りをして一歩出たくらいのタイミングで球出しをします。
- フォア前
- センター
- バック前
3カ所で行うようにしましょう。
【ヘアピンについての詳細はこちら】
【動き多め】手投げノックメニュー【中上級者向け】
次に初心者の方にもできる具体的な手投げノックの方法を公開していきます。
- ネット前アタックロビング素振り→手投げスマッシュレシーブ
- サイドレシーブ素振り→手投げネット前ショット
- 後ろ素振り→手投げネット前打ち分け
- 手投げセンター繋ぎ→(ノッカー)後ろロブ→アタック
- 手投げヘアピン→(ノッカー)後ろロブ→アタック
ネット前アタックロビング素振り→手投げスマッシュレシーブ


速い展開でのシングルスの練習となります。
相手にスマッシュを打たせて(打たれた)その次を取る練習です。
上体を低く保つようにしましょう。


サイドレシーブ素振り→手投げネット前ショット


シングルのネット前へのフットワークの練習です。
球出しはなるべくギリギリの球を投げるようにしましょう。
ロビングを打つ際にはしっかり逃げられるようになるべく高く打ち上げるようにしましょう。
後ろ素振り→手投げネット前打ち分け


先に紹介した『前後フットワーク付きネット前ヘアピン』の打ち分けバージョンです。
慣れて来たらコースだけでなくフェイントやタッチのスピードなども変えていろいろなショットを打ち分けてみましょう。
手投げセンター繋ぎ→(ノッカー)後ろロブ→アタック


相手にコート中央付近でネットより下でさわらせてロブを打たせ、その次の球をスマッシュで攻撃する練習です。
球出しの長さを変えることでシングルスにもダブルスの練習にもなります。
ノッカーができそうであればスマッシュをネット前にレシーブし、プレーヤーはヘアピンかプッシュを打ちます。
ノッカーのロビングの精度も問われる練習ですが、ノッカーの練習にもなります。


手投げヘアピン→(ノッカー)後ろロブ→アタック


高い位置でヘアピンを打ち、相手にネットより下でさわらせてロブを打たせ、その次の球をスマッシュで攻撃する練習です。
攻撃的なシングルスの練習で、運動量も強度も高くハードな練習です。
ノッカーができそうであればスマッシュをネット前にレシーブし、プレーヤーはヘアピンかプッシュを打ちます。
ノッカーのロビングの精度も問われる練習ですが、ノッカーの練習にもなります。


バドミントン『手投げノック』まとめ
いかがだったでしょうか?
手投げノックはフットワークやショットの反復練習に効果的で、効率よく上達できる練習です。
ぜひ、普段の練習メニューの中に取り入れてみてください。
練習メニューは随時更新していきますので、「こういう練習が知りたい」という方は是非コメントで教えてくださいね。








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