人工シャトルについて【ミズノ-TECH FEATHER】

人工シャトル-【ミズノ-TECH FEATHER】 シャトル
人工シャトル-【ミズノ-TECH FEATHER】
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こんにちは、健ジムのケンスケです。

2020年3月、バドミントンの人工シャトル(人工羽根の合成球)として初めての国内大会公認球が誕生しました。

以前より人工シャトルは何かと話題に上がっておりましたが、実際に打ってみると水鳥シャトルとはかなり性能が落ちる印象…

今回、初の国内大会公認球誕生ということで人工シャトルをまとめてみました。

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【ケンスケ @cg_kensuke】が書きました。

・東京都町田市でバドミントンのパフォーマンスアップやリハビリができるコンディショニングジム兼バドミントンショップ経営。
・バドミントンは高校始めで全日本社会人クラブバドミントン選手権大会準優勝
・バドミントン年代別東京都3位、全日本社会人バドミントン選手権大会出場。
ジム経営の傍ら、YouTubeブログで情報発信。

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人工バドミントンシャトル ミズノ『TECH FEATHER』

ミズノより人工羽根の合成球として初めての国内大会公認球、人工羽根バドミントンシャトル「TECH FEATHER03」が2020年4月に発売されました。

①天然シャトルに近い飛翔性能
人工羽根の「BLADE FEATHER」を採用したことにより、適度な減速性と安定した飛翔性を発揮します。スマッシュ時の減速率の差が1.0%未満と天然シャトルとほぼ同じとなりました。
世界のトップレベルの選手による実打比較でも、天然シャトルとほぼ遜色ない飛翔性能を感じてもらえています。

 インドネシア代表のアッサン&セティアワンペアもシャトル性能に関してはかなりポジティブな感想を持っておられるようです。

人工シャトルレビュー

②耐久性の向上
シャトルに16本ある軸の形状を、I型に成形することで、軸自体の剛性が向上しています。また、羽根表面には高強度合成繊維の不織布を採用しており、スマッシュ等、ラリー中の強打による変形を抑え、天然シャトルに比べて約2倍(※2)の耐久性を持ちます。
※2)打球が破損するまでの打撃回数を天然と人工で比較(各36球ずつの平均)
【耐久性比較】
マシンを使ったスマッシュ軌道でシャトルを36球ずつ打ち、シャトルが破損した打撃回数の平均回数を比較しました。破損条件は羽根が半分以上折れたもの、軸が折れたもの、コルクが割れたものとし、フレームショットによる破損は除いています。

天然シャトルに比べて2倍の耐久性ってなかなかすごいと思います。

単純に2倍持つということは、シャトルにかけるお金も半分になりますし、試合球として使ってから基礎打ちやノック等にも使えますし、良いですね。

※引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000065.000009202.html

TECH FEATHER(ミズノ)バドミントンシャトルの紹介

商品名  「TECH FEATHER 03」(テックフェザーゼロスリー)
価 格  1ダース ¥4,730(本体価格:¥4,300)
素 材  合成樹脂、合成繊維。コルク
種 類  適正温度タイプ2,3,4,5
質 量  4.74〜5.5g
原産国  台湾
商品紹介ページはこちら

TECH FEATHER(ミズノ)人工シャトルをつかった大会

大阪で行われたT&Aジュニアオープン中学生大会

大阪で行われたT&Aジュニアオープン中学生大会で、TECH FEATHER(ミズノ)人工シャトルが試合球として使用されました。

15点×3ゲーム制のシングルス149試合(331ゲーム)で、使ったシャトルはわずか76個だったそうです。

人工シャトルを試合球とする「フジミズノレディースオープン」開催予定

https://is.gd/DUNjxC
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そもそもバドミントンの人工シャトルとは

従来のシャトルがアヒルやガチョウの羽を使用していたものに対し、人工シャトルは人工羽根を使用しています。

そもそもシャトルって競技規則ではどう定義されているのか?確認してみます。

第2条 シャトル
第1項  シャトルは天然素材と合成素材の両者を組み合わせるか、いずれか一方から作ることができる。ただし、どの素材で作られたものでも、コルクの台を薄い皮で覆ったものに天然の羽根をつけたシャトルと同様の飛行特性がなくてはならない。
第2項  天然の羽根をつけたシャトル
(1)シャトルは16枚の羽根を台に取り付けたものとする。
(2)羽根の長さは、先端から台の上まで、62mmから70mmの範囲の同じ長さでなければならない。
(3)羽根の先端は直径58mmから68mmの円形になるようにする。
(4)羽根は糸または他の適切な素材でしっかりと縛りつける。
(5)台の直径は25mmから28mmで、底は丸くする。
(6)シャトルの重さは、4.74gから5.50gとする。
第3項  天然の羽根でないシャトル
(1)天然の羽根の代わりにスカート部分が合成素材でできているものとする。
(2)台は本条第2項(5)に述べられたものとする。
(3)寸法及び重量は、本条第2項(2)、(3)、(6)のとおりとする。ただし、合成素材は天然の羽根と比べて、比重及び特性の違いがあるので、10パーセントまでの差を認める。

バドミントン競技規則

バドミントン競技規則ではすでに人工シャトル自体は認められているようで、「あくまで飛行性能次第ですよ」という話のようです。

水鳥の羽根を使用する問題

水鳥の羽根は採取後、羽根の洗浄、消毒、脱色が必要となり多量の水を使用します。

人工シャトルの製造工程ではその工程が無くなるため、また洗剤の使用も回避できるため、水資源の節約にもつながります。

また、過去には動物愛護団体から抗議されたこともあるようで、人工シャトルを使用することでこのあたりの問題も解決できそうです。

シャトルのコスト上昇

様々な要因があり、最近ではシャトルの価格が向上しております。

シャトルの種類によっては数年前に比べ500円近く値上がりしているものも、、、

人工シャトルが普及すると、価格も安定して供給できるようになるかもしれません。

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バドミントン人工シャトルまとめ

いかがだったでしょうか。

耐久性も上がり、環境面での配慮もできるようになる人工シャトル。

普及していくとバドミントン競技がより良いものになりそうです。期待大ですね。

実際に試打した際のレビューもまとめていければと思っています。

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