みなさんこんにちは、健ジムのケンスケ(@cg_kensuke)です。
バドミントンのシャトルに番号が付いているのはご存知ですか?
シャトルの番号って何で分かれてるの?何か違いはあるの?
このような悩みをまとめました。
バドミントンのシャトル番号(スピード番号)とは?【季節や気圧で変わりる】
シャトルの番号は季節によって使い分けます。
番号が大きくなるに従って、飛びやすくなります。
シャトルは、気温が高いときはよく飛び、逆に気温が低いと飛ばなくなります。
これ、非常に大事!試合結果にも左右します。
シャトル番号→スピード番号
ヨネックス社のシャトルで番号を見ていきましょう
番号 適正温度範囲
- 33℃以上
- 27℃~33℃
- 22℃~28℃
- 17℃~23℃
- 12℃~18℃
- 7℃~13℃
東京で一年通して一番使うのは3番、夏が2番で冬が4番のイメージ
ちなみに外気ではなく体育館内の温度です、これも大事なポイント。
なんで季節によって変わるの?
気温が暖かくなると空気の密度は小さくなり寒くなると密度は大きくなるので、シャトルが受ける空気抵抗が変わります。
よく天気予報で出ている何とかパスカル(㎩)ってやつですね。
標高が高いところでも飛びは変わる?
標高が高い土地では気圧が少なくなるため、その分シャトルが飛びやすくなります。
合宿所でシャトルを打つと気持ちよく速い球が飛んでいくのはこのためです。
バドミントンのシャトル番号の見分け方【シールを見る】
バドミントンのシャトル番号はシャトルの筒か筒の蓋を見ればわかるものが多いです。
しかし、一度筒から出してしまうと混ざってわからなくなってしまうことも多い・・・
そんな時、ヨネックスのシャトルの場合、おおよその番号の予測ができます。
シャトルのシールで番号を見分ける
Twitterで情報提供いただきました。
こちらの通り、製造月なのでおおよその番号の予想になります。
季節の変わり目でシャトルが混ざってしまったときの参考にしましょう。
【試合でどう活かすか】シャトル番号を考慮した試合展開【飛びが変わる】
シャトル番号が気温や気圧によって飛ぶということが分かったので、そこから試合でどう活かすか考えていきます。
一日の大会のなかで体育館内の室温が変わる場合、シャトルの飛びが変わる可能性があります。
例えば
朝の試合→室温17℃
昼の試合→室温25℃
と変化した場合、昼のほうがシャトルが飛ぶということになります。
これは体育館の大きさや館内にいる人数、天気によっても変わりますので、絶対に注意しましょう。
朝の試合
基本的にシャトルが飛びづらいことがあります。
これは朝は気温が低いためです
朝一番はプレーヤー自体の身体も温まっていないことから、スマッシュの球威で押すような戦略を選択しないほうが良いかもしれません。
昼の試合
お昼時は一番気温も高くなり、シャトルが飛ぶ時間帯になります。
スマッシュは走るようになりますし、ロブなども朝の調子で打つとアウトになってしまいます。
この点注意して試合を行うようにしましょう。
遠征先の試合
遠征していつもと違う土地での大会に参加する場合も要注意です。
山奥でやる大会は少ないと思いますが、気温は変わることが多いため、普段の環境とシャトルの飛びが変わります。
また、最近ですと冷房や暖房が備わっている体育館も多く、体育館内の気温が変化しやすいです。、
試合ではその時のシャトルの飛び方に対応しコントロールする能力も求められます。
これらの情報を理解しておくだけで優位に試合を進めることができるでしょう。
おしまい
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