みなさんこんにちは、健ジムバドミントンチャンネルのケンスケです。
バドミントンのシャトルは様々な環境でシャトルの飛びが変わります。

シャトルが飛びすぎる時はどうすればいいの?
今回はシャトルが飛びやすい「暑い日・会場が違う日・なぜかアウトが増える日」に向けて、原因と戦術をまとめました。

バドミントンのシャトルが飛びすぎる時の原因
シャトルが飛びすぎる時の原因をまとめてみました。
- ラケットが飛びすぎる(ラケット特性が“押し出しやすい”)
- ガットが飛びやすい(テンションが低い/反発が強い)
- 技術が足りない(打点・面・押し出し方向のズレ)
- 暑い・標高・気圧などでシャトルが飛びやすい(番号が合わない)
順番に見ていきます。
ラケットが飛びすぎる
ラケットによって「シャトルが勝手に伸びる」タイプがあります。
主に
- シャフトが柔らかい
- ヘッドが重め(押し出しやすい)
- フレームの反発が強い(弾きが強い)
このあたりが揃うと、いつもの感覚で打っただけで「奥に行きすぎる」「クリアがラインを越える」現象が起きやすいです。
もし大会当日に“飛びすぎる”のが確定なら、できる人は
- 少しコントロール寄り(しなりが少ない)ラケットに変える
- 飛ばすショット(クリア・ロブ)を「高さと角度」で入れる意識に切り替える
この2つだけでミスが減ります。

ガットのテンションを上げる
普段から「アウトが多い」「奥に行きすぎる」タイプの人は、ガットのテンション(ポンド)が原因になっていることもあります。
基本的にテンションが低いほど、シャトルは“押し出しやすく”なります。
いつもより飛びすぎる日に合わせて、次回張り替えのタイミングで
- 1〜2ポンド上げる
- もしくは「飛びを抑えやすいガット」に寄せる
この調整もアリです。(※試合直前の大幅変更は慣れが必要)

ガットを太くしてみる
反発を少し落としてコントロールを出したいなら、ガットの太さを上げるのも選択肢です。
「細い=飛びやすい」傾向があるので、飛びすぎが気になる人は太めも検討してみましょう。
【【バドミントン】ガット(ストリング)の太さ、細さによる選び方【太さ別一覧表】】

技術が足りない
シンプルです。ここが一番多いですし、極論、技術があればどんな道具でも対応できます。
- 打点が後ろすぎて押し出している
- 面が前に向きすぎてロブ・クリアが伸びすぎる
- 「高さで入れる」ではなく「強さで運ぶ」癖が出ている
飛びすぎる日は、強さの調整より先に「高さ」と「角度」を整えるだけで安定します。
暑い(番号が合わない/会場差)
暑い時はシャトルが飛びやすくなります。
特に
- 春→夏に変わるタイミング
- 体育館が蒸し暑い/冷房の効き方が強い日
- 遠征(標高・気圧が違う会場)
このタイミングは「シャトルの番号(スピード番号)」が合っていないと、アウトが増えやすいです。
番号の考え方はこちらで詳しくまとめています。

暑くてシャトルが飛びすぎる時の戦術
暑くてシャトルが飛びやすい時の戦術をまとめました。
シャトルが飛びやすくなることで起きる変化は
- スマッシュが伸びる(走る)
- プッシュが伸びる
- スマッシュのスピードが出やすい
- クリアーが伸びすぎる(アウトしやすい)
- サーブが伸びすぎる(ロングが危ない)
- レシーブやロブが飛びすぎる(守りでアウトが増える)
順番に考えていきます。
スマッシュが伸びる(走る)
〖戦術〗「後ろからは積極的に」「ハーフからは角度重視」と打つ位置によってメリハリをつけましょう。
飛ぶ日は球威が出やすい反面、エンドアウトする可能性も高くなります。
なので、もちろん速さで勝負するのですが、ミスを減らすためにも
- 角度がある球で確実にコートに返す
- 相手の利き手側の肩口・腰(逃げにくい高さ)を狙う
- エンドアウトが多い場合は積極的にクロスも狙う
などの工夫をするのが地味に重要です。
プッシュが伸びる
〖戦術〗プッシュは強打しすぎない。コース優先で「沈める」。
飛ぶ日はプッシュが簡単に奥までいきアウトの率が格段に上がります。
ちょっと押しただけでもエンドアウトが増えるので、
- 無理に打たない(ネットに落とす)
- 連打の意識を持つ
このイメージで、スピードより精度で点を取りましょう。
クリアーが伸びすぎる(アウトしやすい)
〖戦術〗クリアーは「強さ調整」より「高さ調整」。まずは距離を伸ばしすぎない。
飛ぶ日は、いつもの“気持ちいい高さ”で打つとアウトになりがちです。
対策はシンプルで、
- クリアーを打つ頻度を減らす
- クリアーを高く打ち、返球に備える
- 深さは「相手コートの奥」ではなく「奥の手前」を狙う
これでアウトが激減します。
ロブ(レシーブ)が飛びすぎる
〖戦術〗守りは“奥を狙いすぎない”。
飛ぶ日は守りのロブがアウトになって流れを手放しやすいです。
おすすめは「ラインギリギリの奥」ではなく、手前に落とすイメージ。
- 奥の50cm手前
- センター寄り(アウトしにくい)
- “高さ控えめ”で入れる
- そもそもロングレシーブやロブを打たない
アウトしないように、浅くなってもいいので高く打つように心がけましょう。
自分たちはこのようなアウトのリスクがあるプレーを避け、相手にさせるというのが非常に大事になってきます。
いつものように慣れでプレーせず、やっていいこととやっちゃいけないことを区別してプレーすることが大事です。
よくある質問(FAQ)
- 試合中に「今日飛びすぎる」と気づいたら、最初に何を変えるべき?
まずはクリアー/ロブの「高さ」を少し下げるのが最優先です。強さで調整しようとするとブレやすいので、打ち出し角度(高さ)を変えるほうが安定します。
- 飛びすぎる日は、攻めは有利?不利?
基本は攻めが有利になりやすいです。球速が出て、相手は「触るだけ」になりやすいからです。ただしアウトも増えるので、速さ勝負より角度・コース・落下点で攻めると強いです。
- シャトル番号(スピード番号)の選び方のコツは?
基本は「気温が高いほど飛ぶ」ので、暑い日は番号を小さくする方向になります。詳しい考え方と温度目安は、こちらにまとめています。
シャトル番号の選び方〖季節や気圧で変わる〗- 飛びすぎ対策で、ガットやラケットは何を優先して変える?
一番効果が出やすいのはガットのテンションです(1〜2ポンドの調整)。次に、飛びやすい人はガットを太めにするのも選択肢。ラケット変更は影響が大きいので、試合直前より練習期間を取ってからが安心です。
〖まとめ〗シャトルが飛ぶ時も楽しもう
シャトルが飛びすぎると、いつもの感覚がズレてミスが増えます。
でも条件はみんな一緒。
その環境でのベストパフォーマンスをどう出すか、(ベターパフォーマンスと考える)ここを考えるのもバドミントンの醍醐味です。
むしろ「飛ぶ日」は格上に勝てるチャンスが増える日でもあります。
攻めは“角度と落下点”、守りは“安全な最大値”。
これだけ決めて、あとは思い切って楽しみましょう。
おしまい








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