みなさんこんにちは、健ジムのケンスケ(@cg_kensuke)です。
バドミントンのガット(ストリング)の種類ってめちゃめちゃいっぱいあって、どうやって選べばいいのかよくわからないですよね?
今回はガット(ストリング)の太さに着目してまとめてみました

ガットの太さが変わると何が変わるの?どうやって自分に合う太さを見つければいいの?<
このような悩みをまとめました。
バドミントンガットの太さ、細さが変わると何が変わるの?
バドミントンのガットの太さは様々で、いろいろなメーカーから多くの種類が出ています。
私がバドミントンを始めた15年ほど前は0.70mmが主流で、少し細くても0.68程でしたが、最近では0.65mmがメインで使う選手も増え、0.60mm以下のガットも発売されています。
そんな様々なガットの太さですが、太さが変わることで何が変わるかをまとめてみました。
- 反発力(球持ち、打球感)
- 耐久性
- 打球音
- スピン性
順番に見ていきましょう
反発力(球持ち、打球感)
細い→反発力が強い、球持ちが長い(球離れが遅い)
太い→反発力が弱い、球持ちが少ない(球離れが速い)
細いガットだとラケットにあたって一度くわえ込んでから飛んでいくイメージです。
太めのガットだとラケットにあたった瞬間に飛んでいくイメージ。
自分の打ち方や感覚的な所があるのでここは好みが分かれると思いますが、私なりの感覚だと
はじくように打つ人→太め
押すように打つ人→細め
とざっくり分かれます。(もちろん逆もありますので、基本的にで思ってください)
私自身は押し込むようにシャトルを打つ機会が多いため、太めのガットを少し緩く張るか、細いガットを硬く張るようにしています。
ガットを張るテンションやラケットによってももちろん変わるので、いろいろ試してみましょう。
耐久性
細い→耐久性がない
太い→耐久性がある
素材にもよるのですがざっくりこう考えてOKです。
特に0.65以下のガットはかなり早く切れる印象があります。
細いガットを使いたいけど経済的にも抑えたい方は、その中でも耐久性が強いガットをチョイスするとよいでしょう。


打球音
細い→高い音
太い→低い音
一般的に細いガットのほうがいわゆる『いい音』はしやすいです。
大きい体育館だと音が聞こえないとしっかり打てているのかもよくわからないもの。
自分のショットに自信を持つためにもいい音が出るガットがおすすめです。
太いガットで高い音を出したい場合は硬めに張りましょう


スピン性
細い→スピンがかかりやすい
太い→スピンがかかりずらい
ヘアピンやカットで勝負したい人は細めのガットがおすすめです。
個人的にはヘアピンもですが、カットのコントロールが大きく変わると思います。



練習中、同じように打ったつもりのフォアからのクロスカットが全然違うところに落ちました
これも好みがあると思いますので、是非お試しください。
バドミントンガットの太さによる選び方
まず、自分がバドミントンにおいて優先したいことを考えていきましょう。
例えば
- ヘアピンはスピンがかかりやすいのがいい!
- いい音を鳴らしたい
- 経済的にはまあまあ余裕がある
→細めのガット
というように自分が譲れないポイントを考えてみましょう。



直感的にいくつか考えましょう。
ちなみにケンスケの場合はこんな感じ
- スピンヘアピンでは勝負しない(笑)
- 押すように打つ
- いい音は鳴らしたい
→少し細めのガットから試していく
というようなイメージです。
しかし、最終的には自分の感覚的なところがつよいので、まずいくつかガットの種類に目星をつけ、そこからいろいろと試していくのがおすすめです。
- 反発力がほしい場合は細いガット
- 寒い時期は少し太めのガットを選ぶと切れづらい
- 耐久性重視であれば太めのガット
- 打球音が聞きたい場合は細いガット
などなど
他のプレーヤーが使っているガットも参考に
自分と似ている打ち方や得意ショットが一緒のプレーヤーのガットを参考にするのもありです。



あの人はこのガットだからこういう打ち方なんだ
そんな風に少し参考になるかも。
ちなみに世界のプレーヤーは細いガットばかりを使用しているように思われがちですが、女子バドミントンダブルスの福島、廣田ペアはナノジー95という0.69mmと比較的太めのガットを使用しています。
細いのがすべて良い!ではなく、あくまでも自分のプレースタイルに合ったガットを探しましょう。


バドミントンガット太さ、細さ別一覧表【まとめ】
ガットは0.57mm~0.75mmと様々、今回は太さ別にいくつかまとめてみました。
- かなり細い(0.64mm以下)
- 細め(0.65mm~0.67mm)
- 標準(0.68mm~0.70mm)
- かなり太め(0.71mm以上)
公式ではないのですが、あくまでも筆者の主観でザックり区切りました。
細め(0.65mm~0.67mm)
0.65mm G-TONE5


0.65mm BG66アルティマックス


0.65mm BG66フォース


0.66mm ナノジー98


標準(0.68mm~0.70mm)
0.69mm ナノジー95


0.69mm No.5ガット


0.69mm G-TONE9


0.70mm 強チタン


かなり太め(0.71mm以上)
いかがでしたでしょうか?
いろいろな太さのガットがいろいろなメーカーから出ていますので、是非いろいろ試して自分に合うガットを探してみてください。


おしまい
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