みなさんこんにちは、健ジムのケンスケ(@cg_kensuke)です。
練習開始でいきなり切れてしまう下手切れ・・・。
すごくテンション下がりますよね・・・。
何でいきなり切れちゃうの?対策はあるのかな?
このような悩みをまとめました。
バドミントンのガットがすぐ切れてしまう原因と対応策【下手切れ】
- バドミントンの下手切れってなに?
ラケットのフレームに近いところにシャトルが当たりガットが切れることです。ラケットの中心付近でシャトルをとらえられていないことから言われます。
1時間ほどの練習ですぐに切れてしまう原因は大きく分けて3つあります。
- ラケットの先端で当たってしまった(ミスショット)
- グロメットの劣化
- 張り手のスキル
順番に見ていきましょう
ラケットの先端で当たってしまった【下手切れ】
特に張りたての時にラケットの先端でシャトルを強打すると切れやすいです。
これはグロメットの劣化とも重なるのですが、先端で当たると過度に負担がかかるためと考えられます。
上記二つが重なるとかなりの可能性で切れます
グロメットの劣化【1日で切れることも】
ラケットのグロメットが劣化していると切れやすいです。
グロメットが劣化していてすり減った状態(ガットを通す穴が金属が見えている状態)で打った場合、一発で切れることがあります。
これはガットがラケットの金属部分の角にこすれて摩擦で切れるためです。
グロメットが劣化してしまう要因は
- 長い期間使用している
- 高テンションで張っている
- グロメットの品質が悪い
が考えられます。
私もガットを張っていて、〇〇のメーカーのグロメットはすぐダメになるなーと感じることがあります<
グロメットは定期的に交換することがおすすめです。
親切なお店だと劣化すると変えてくれますが、ほとんどは自分でやらないとダメかも・・・
また、別途料金でやってくれるところもありますので、ショップに相談してみてもらうのもありです。
張り手の技術
ごくまれにですが張り手のスキル不足で切れることがあります。
ガットを張る際に千枚通しのような器具を使うのですが、ガットの目を整えるときやグロメットに通すときに千枚通しでひっかいてしまうと切れる原因になります
特に素材が柔らかいガットは傷つきやすく注意が必要です。
ショップによっては張る人が何人かいることが多いですが、あまりにもすぐに切れてしまう場合は店員さんに相談するのもありです。
端にあたっていないのに切れてしまう場合は張り手のスキルも関係あるかも、、、何度も続くようですと相談してみましょう。
バドミントンのガットが切れやすくなる要因と対応策
直接的な原因になりませんが切れやすくなる要因として
- ハードヒット(強打)
- カットが多い(摩耗しやすい)
- 細いガット
- 気温(寒い)
- 練習開始直後
この5点も切れやすい要因となります。
ハードヒット(強打)
強打が多い選手はガットが切れやすくなります。
これはイメージしやすいと思いますが、強打が多いスマッシャータイプの選手はガットが切れやすいです(男子ダブルスに多い傾向)
反対にシニアのプレーヤーやレディースの方など、比較的筋力な少ない強打が少ないプレーヤーはガットが切れずらい傾向にあります。
カット
カットやリバースが増えるとガット同士がこすれる機会が増えるため、ガット同士の摩擦によりが切れやすくなります。
細いガット
細いガットは耐久性が低いものが多く、切れやすいです。
最近は反発力が強いガットを使用する選手が多いですが、耐久性が低く細いものがほとんどです。
太い切れずらいタイプのガットや中には細いけど耐久性を兼ねそろえているガットもありますので是非試してみてください。
気温(室温)が低い
気温(室温)が低いと切れやすくなります。
感覚的には15度以下になると切れやすいです。
寒い地域の方や冬場は耐久性にすぐれたガットを使用するというのも一つの手です。
また、ラケットやガットが冷えないようにしたり、打つ前にガットを手で温めるのもありです。
私も冬場は極力細いガットは使用しないようにしています。
練習開始直後や自分よりうまい人とやるとき【下手切れ】
練習開始直後は頭と動きの感覚にずれがあるため、スウィートスポットで捉えているつもりでもラケットの面の端っこで打っているということもあります。
練習開始直後は強打よりもコンパクトにしっかり当てることに集中しましょう。
また、自分よりもうまい人や速い人とやるときも感覚がずれていることが多いため注意が必要です。
バドミントンガット切れる前兆は
バドミントンガットが切れる前兆として代表的なものは、ガットが交差する箇所がけばけばしてきます。
この状態になると寿命は短いので注意が必要です。
それでもガットが切れてしまう時の対策
順番に確認しましょう
- グロメットが劣化している場合は自分で交換するかショップで交換しましょう。
- ラケットの先で当たっているときには練習始めは特にスウィートスポットで打つことを心がけましょう。
- 気温(室温)が低い時は切れやすいので要注意、ガットを温めてから使用したり冬用の太めのガットを使用しましょう。
- ガットが細いと切れやすいので、切れる頻度が気になる方は耐久性重視のガットに切り替えましょう。
特に最重要はグロメットの劣化です。
私も他のショップで張ったことがあるラケットを何度も張り替えていますが、ほとんどのものがグロメットがつぶれており、非常に切れやすくなっているラケットが多いです。
グロメットは必要に応じて随時交換するようにしましょう。
おしまい
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