みなさんこんにちは、健ジムのケンスケです。
みなさん、バドミントンのネットの高さはご存知ですか?
競技をしている人でも意外と知らない方も多いネットの高さ。
バドミントンのネットの高さ【公式・競技規則】

これはバドミントン競技規則の中で定義づけられています。
コート面からのネットの高さは、中央で1.524m、ダブルスのサイドライン上では1.550mです。
第1条 コートとコートの設定 第4項
なんと、バドミントンのネットの高さはコートの場所によって高さが異なります。
公式の大会では専用器具でネットの高さを測定し、しっかり張られているかの確認がされます。


打つコースによっては、この微妙なネットの高さの違いによって試合の流れが変わることもあるかも・・・
バドミントンネットに関するルール【競技規則】
せっかくなので、バドミントンネットに関するほかの競技規則についても深堀していきます。
第6項 ネットは、濃い色で、一様な太さの細紐で均等に15㎜から20㎜の網目で作られたものとする。
バドミントン競技規則
濃い赤や緑のものが多い印象があります。
時々安物のネットでバドミントンをすると、ショットがネットに突き刺さることがあります。
第7項 ネットは、丈が760㎜で、幅は少なくとも6.1mはあるものとする。
第8項 ネットの上縁は、幅75㎜の白色のテープを、二つ折りにして覆い、そのテープの中にコード(紐)またはケーブル(綱)を通す。このテープの上部は、紐または綱に密着していなければならない。
第9項 コード(紐)またはケーブル(綱)は、ポストの上部と同じ高さでしっかりと張ることのできるものとする。
第11項 ネットの両側とポストの間に隙間があってはならない。必要な場合にはネットの両側(丈全部)をポストに結び付けなければならない。
バドミントン競技規則
この辺りは基本的にバドミントンネットの定義づけとなっているため、バドミントン検定に合格しているバドミントンネットを使用すれば大丈夫でしょう。
バドミントンネットの高さは年齢により変わるのか
バドミントンネットの高さは年齢によって変更はありません。
大人も子供も同じネットの高さで行います。
そのため、成長期のプレーヤーにとってネットの高さは相対的に変わるため、身長が伸びるにしたがって打ち方やプレースタイルを変更していく必要があります。
テニスなどでは年齢によってコートのサイズを変えて練習することもあるようですが、バドミントンに関しては特にこのような配慮はありません。
個人的には小学生くらいまでは変えてもいいような気もします。
バドミントンネットの張り方
バドミントンネットは正しい方法で張らないとしっかり張れないばかりか、怪我につながる恐れもあります。
1.支柱を立てます。
2.バドミントンネットの片方を支柱に固定します。固定の仕方は支柱の種類によって多少異なります。
固定したネットのひもを支柱の上部に掛けます。

3.もう片方の紐を反対側の支柱の上部を通し固定します。ネットを引っ張って張ります。この時、しっかり固定しましょう(怪我注意)

(専用の器具があれば)ネットの張り具合を確認しましょう。

ネットの端を支柱に結びつけます。
バドミントンネットのしまい方
- 支柱に結びつけたネットをほどきます。
- ネットを引っ張っているほうの支柱を緩めます。この時しっかり支柱と駆動する筒を抑えながら行いましょう。※怪我注意
- ネットが緩んだら端から肩幅ほどの幅で手繰り寄せながらまとめて行きます。
- 紐でまとめます。
バドミントンネットは引っ張っているときと、張っていたのを緩めるときが一番危険です。
気を付けて作業してください。
バドミントンネットの高さ、張り方についてまとめ
いかがだったでしょうか?
バドミントンネットの高さに関するルールだけでも細かく規定されており、知っておくとよりバドミントンに関する知識が増えるでしょう。
特にコートの位置によって高さが変わることは頭の片隅に置いておくとプレーに良い影響を与えてくれるでしょう。
また、ネットを張る作業やしまう作業を率先して行うことで練習の雰囲気も良くなります。基本的には後輩や若い方は特に積極的に行いましょう。

ネットの高さが重要になってくるショートサーブについての記事はこちら☟

おしまい


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