みなさんこんにちは、健ジムのケンスケ(@cg_kensuke)です。
バドミントンを始めたての方にとってな最初は抵抗があるグリップ、タオルグリップ。
今回はそんなタオルグリップについてまとめてみました。

タオルグリップってどういうメリットや特徴があるの?巻き方も知りたい。
このような悩みをまとめました。
【本記事の内容】
①タオルグリップの特徴や使うメリット
②タオルグリップの巻き方
③タオルグリップを使用している選手法
【ケンスケ @cg_kensuke】が書きました。
・2019年コンポジットテクノアンバサダーに就任。
・東京都町田市で怪我予防やパフォーマンスアップのコスパ最強ジム経営。
・年代別東京都3位、町田市代表。・ジム経営の傍ら、YouTubeとブログで情報発信中。
タオルグリップの特徴【メリット】

タオルグリップを使う多くの方がメリットとしていることは大きく2つあります。
- 汗がついても滑りづらい
- グリップが手になじむ
順番に見ていきましょう。
汗がついても滑りづらい
タオルグリップの最大の特徴は『汗がついても滑りづらい』という点にあります。
夏場はもちろん、春や秋でも腕や掌に汗はかきます。
その汗がグリップについてしまうと、ラケット自体が非常に滑りやすくなります。
手首にリストバンドやアンダーラップを付けることである程度緩和することは可能ですが、汗っかきの方はタオルグリップを是非使ってみてください。
手の跡が付き、グリップが手になじむ
こちらは特に男性の選手で多いです。
タオルグリップはその他のグリップに比べ厚みがある分、自分の握り込みの跡が残り、グリップに手が馴染むようです。
使っていくうちにどんどん使いやすくなっていきます
逆におろしたての時は手になじんでいないので、使いづらいと感じる人も多いようです。
そのため、大事な試合直前に交換しないよう気を付けましょう。
タオルグリップの巻き方
一つの巻き方をご紹介します。
タオルグリップには生地の向きがあります。
上向きに生地があるように巻くと握るとけばけばした感じに、下向きにすると硬い握り心地になります。

1.グリップにアンダーラップを好みで巻きます。この時、巻き加減で太さを調整しましょう。
タオルグリップはほかのグリップよりも厚手の為、細いグリップが好きな方はアンダーラップを薄くまいたり、もともとあるグリップを剥がすとよいでしょう。(上の画像はもともとあるグリップを剥がしています)


2.グリップエンドから巻いていきます。この時、エンドをふとくしたくない方はグリップを斜めに切り巻きます。(写真は切らないパターンです)


3.好みでグリップ同士が少し重なるように巻きます。この重なった部分が握ったときに少しでこぼこした感覚になります。


4.巻ききって終わります。好みに応じて終わらせるところを変えましょう。


5.グリップエンドの余ってる部分を内に入れ込んで完成です。


交換のタイミングは
ヨネックスの担当者様のコメントがありました。
人の好みによるので、一概にいえませんが、表面が硬くなったり、毛玉になってきたり、臭いが気になったら取り替えるのがよいでしょう。臭いの防止対策としては、使用後バッグの中に入れっぱなしにせずに外の空気に触れさせ、乾燥させるのがおすすめです。
引用:バドスピ
選手の中には毎回交換する方や、逆にボロボロになっているときが使いやすいという方までまちまち。
自分なりの交換のタイミングをつかめるとよいですね。

私は擦り切れるまで使います。
タオルグリップを使用している選手【桃田選手】
桃田選手はタオルグリップを愛用している選手の一人です。
桃田賢斗 選手
引用:バドスピ
手の跡がついて持ちやすい「タオルグリップのほうが、基本的にプレーしやすいです。最初に使ったのは……いつか覚えていないんですが、高校のときには使っていたと思います。ただ、絶対にタオルグリップじゃなきゃダメというわけではありません。ラケットによって、フィーリングで(タオルかウェットのどちらかを)決めています。いまはずっとタオルを使っています。
タオルのよさは、持っていると手の跡が残るんですね。フォアでもバックでもいつも同じところを握っているので、(手の跡がついて)持ちやすくて、感覚も残っている感じがするんです。ただ、張り替えのタイミングもフィーリングです。使っていて『外れだな』と思ったら変えますし、しばらくフィーリングがよくても、プレーが安定しなかったら変えてしまうこともあります(苦笑)」
桃田選手は時にタオルグリップの手になじむ感覚を大事にされているようですね。
最近では桃田選手の影響かタオルグリップを使う方も増えているように思います。
ラケットによって合う合わないがある?
先に桃田選手がコメントされているように、ラケットによって使い分けている方も多くいます。
これは感覚の問題なので理由は人それぞれと思いますが、私の場合タオルグリップはほかのグリップと比べ重量もあるため、ラケットのバランスが変わるためと解釈しています。
そのため、人によって「このラケットはウエットでこのラケットはタオル」という人も多いようです。
何度か使ってみて自分にドンピシャで合う方も多いため、一度使ってみることをお勧めします。
いかがだったでしょうか。
タオルグリップ以外にも汗っかきの方が使える対策記事もありますので、是非そちらも見てみてください。
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