みなさんこんにちは、健ジムのケンスケ(cg_kensuke)です。
バドミントンをするために必須アイテムのグリップテープ。
ラケットとプレーヤーとの接点であるグリップは、プレーに大きな影響を与えます。
巻き方や種類を変えるだけでプレーが劇的に良くなることも・・・
また、グリップテープは世界レベルのプレーヤーの方でも皆さん違うものを使用されています。
いろいろな種類があり、実は人それぞれの特性に合ったものを使ってあげるとパフォーマンス向上につながります。
今回はそんなグリップテープの紹介です。
バドミントンのグリップテープとは?【特徴・まとめ】
バドミントンのグリップテープとは、バドミントンラケットのグリップに巻くテープで、主に滑り止めとグリップを握りやすくする効果があります。
メーカーによってさまざまな種類が販売されており、特徴も様々です。
自分に合ったグリップを探してみましょう。
グリップテープの種類と特性
バドミントンのグリップテープの種類は大きく分けて4種類です。
- ウェットグリップ
- タオルグリップ
- ドライグリップ
- レザーグリップ
この中でも特にウェットタイプは様々な種類があります
ウェットグリップ
ウェットグリップは手に吸い付くような感覚が強いウェットタイプのグリップです。
一番オーソドックスなグリップで、有名選手でも使っている方は非常に多いです。
メーカーによって若干ウェット感が異なるので、是非お気に入りのメーカーを探してみてください。
【王道・YONEXのウェットスーパーグリップの詳細はこちら】
ウェットグリップ(滑り止め付き)
ウェットグリップの滑り止めのこぶが付いているタイプのものです。
ラケットがずるッと滑るのを防いでくれますが、持ち替えが少しやりずらくなる欠点もあります。
ウェットグリップ(ストロングタイプ)
通常のウェットグリップよりウェット感が長持ちするのとエンボス加工がされているのでより滑りづらくなっています。
ハマる方は多いですので、ウェットグリップが好みの方は是非一度お試しください。
少しお値段は高くなります。
ウェットグリップ(極薄タイプ)
ウェットグリップ(極薄タイプ)はグリップはとにかく薄くしたい方はこちら、通常のグリップより薄いグリップです。
薄い分耐久力は落ちます。
ウェットグリップ(穴あきタイプ)
ウェットタイプの中でも吸水性に優れ、さらに滑りづらいグリップです。
感触が他のグリップとは異なります。
タオルグリップ
タオルグリップは主に綿素材の吸水性に優れるグリップです。
汗をかいても滑りづらく、また、引っ掛かりと力の入れやすさに優れています。
夏場は特におすすめで、すっぽ抜け予防にもなります。
私もこのタオルグリップを主に愛用しています。
ドライグリップ
ドライグリップは汗をかくほどグリップ力が増すグリップです。
吸水性はタオルには負けますが、ウェットグリップで滑ってしまう方は是非ご検討ください。
レザーグリップ
レザーグリップはいわゆる元グリップです。
このグリップが好みで使われる方もいらっしゃいますが、ほとんどの方はこの上から別のグリップを巻くか、剥がして使用します。
剥がす場合はアンダーラップを巻いてから好みのグリップを巻くのが最近のオーソドックスです。
バドミントングリップテープの交換時期、目安
バドミントングリップテープの交換時期は、グリップが滑りやすくなったり、操作性が悪くなったら交換するべき。
結構漠然としていますが、そのほかは有名選手でもそれぞれのようで、
- 特に決めていない
- グリップが汚れたら
- 試合前には必ず
- 試合前は変えない
- 一ヵ月ほど
などですので、交換時期は自分のパフォーマンスが落ちない頻度で替えるとよいでしょう。
また、ラケットを長期間使っていないと経年劣化で滑りやすくなったり硬くなったりしますので、久しぶりにバドミントンをする際にはこれらのことにも注意し、交換するのも検討しましょう。
グリップテープで気にするポイント
グリップテープの選び方でパフォーマンスは変化します。
主にチェックするおすすめポイントはこちら。
- 太さ
- 触った感覚、フィット感があるか
- 滑りづらいか
太さ
グリップテープはそれぞれ厚みが異なります。
タオルグリップは一番厚くなり、ウェットグリップの薄いタイプが一番薄いです。
太くする分にはアンダーラップで調整できますが、細くする分には元グリップを剥がすか、ラケット自体のグリップサイズを細いのを選択するほかにグリップテープの厚さで調整する方法があります。
色々調整し、ご自身に合ったグリップの太さになるように試してみてください。
触った感覚、フィット感があるか
これは触った感じが気持ちが良いか、プレーしていて違和感がないかです。
タオルグリップは特に好き嫌いが分かれます。
漠然としますが、『しっくりくるか』は非常に重要です。
滑りづらいか
バドミントンで汗っかきの方はウェットグリップが滑りやすいことが多いです。
グリップテープのせいで滑ってしまうとパフォーマンス低下や怪我につながる恐れもありますので注意しましょう。
グリップテープのおススメ購入方法
一番最初に試す際には一本単位で購入し、試してみて自分に合うようですと3本セットや5本セットなどまとめて購入するのがお勧めです。
インターネットだと安く購入することができます。
バドミントングリップテープの選び方は?【あなたに合う特徴別おススメ】
おススメグリップテープを私なりに特徴別でまとめてみました。
参考にしてみてください。
バドミントンを始めたての初心者の方
バドミントン初心者の方が一番最初に試していただきたいのはウェットグリップです。
一番オーソドックスといいますか、とびぬけた特徴がないため、まずこのグリップを使っていただくのがおすすめです。
使ってみて感じた違和感によって別のグリップを試してみるとよいでしょう。
細いグリップが好きな方
元グリップを剥がしてもまだ太いと感じましたら、ウェットグリップ(極薄タイプ)がお勧めです。
細すぎるとラケットがすっぽ抜ける恐れもありますので、ラケットエンドに土手を作るのもお勧めです。
太いグリップが好きな方
どのグリップでも大丈夫です。
握り込む感覚が好きな場合はアンダーグリップを柔らかくまくか、タオルグリップを使っていただくことをお勧めします。
表面が濡れているような素材が好きな方
表面が濡れているような素材が好きな方ウェットグリップがお勧めです。
メーカーによって加減が異なるので、いろいろなメーカーのものを試していただくことをお勧めします。
表面が乾いているようなサラサラしている素材が好きな方
表面が乾いているようなサラサラしている素材が好きな方はドライグリップがお勧めです。
汗を吸っても滑りづらいタイプのものが良いでしょう。
ちなみにウェットグリップも使い続けているとウェット感がなくなり、表面がさらさらした感覚になります。
あとはグリップパウダーを使うと感覚が少し変わります。
汗をかきやすい方
汗をかきやすい方タオルグリップかドライグリップがお勧めです。
個人的にはタオルグリップがお勧めですが、感触が苦手な方はドライグリップを使用するとよいでしょう。
手首にリストバンドやアンダーラップを使うとさらに汗予防できます。
手の力が弱い方、ラケットが滑りやすい方
手の力が弱い方、ラケットが滑りやすい方はウェットタイプ(滑り止め付き)を試してみましょう。
表面が凸凹しているため、握りやすくなっています。
また、他のグリップテープを巻くときに、うまく重ね合わせて巻くことでグリップに凹凸を作ることもできます。
色で選ぶ
グリップの色をラケットに合わせたり自分の好きな色を使うのもありです。
メーカーや種類によっていろいろな色がありますので、好きな色を選んでみてください。
グリップテープ 有名選手は何を使用している?【番外】
多くの選手が通常のウェットタイプのグリップかタオルグリップを使っているようです。
グリップテープ自体は大体の選手がこの二択で、どちらかというと巻き方やメーカーにこだわられている方が多いです。
バドミントンのグリップテープの巻き方
グリップテープの巻き方について解説していきます。
いくつか巻き方がありますが、今回は筆者がいつもやっている方法を紹介します。
オーソドックスなグリップの巻き方
1.グリップテープに保護テープ(透明の薄いテープ)がついている場合はそれを剥がす。
2.両面テープがついていない側からグリップエンドより巻き始める。
3.この際にグリップ同士が重なる幅が多いほどグリップサイズが太くなり、凸凹が減り、反対にグリップ同士が重なる幅が少ないほどグリップを細くなり、凸凹が増えます。
4.好みの位置まで巻き上げ、必要に応じてグリップをラケットに合わせてカットしグリップテープでとめます。巻ききった場合は先端の両面テープでとめます。
元からまかれているグリップをはがすと、よりグリップが細くなります。
上級者の多くはもとからあるグリップを外して使用している人が多いです。
左利きのプレーヤーはグリップは逆巻きに
左利きの選手はグリップを反対まきに巻いている方が多いようです。
元々巻いてある元グリップに対して逆向きで巻いてみましょう。
最終的には好み!一度試してみるのがおススメです。
山口茜選手のグリップの巻き方
山口選手はテーピングも使い、グリップがでこぼこにならないよう工夫しているようです。
アンダーラップは使わずに、元グリップをとったところに直接まいているとのこと。
土手の部分に三周引っ張るように巻いた後は、半分ずつ重ならないように巻いていき、テープで止めたらおしまい。
いかがでしたでしょうか?
グリップテープはラケットやプレースタイルが変わるだけで合う、合わないが変わる可能性があります。
あまり固定観念を持たず、臨機応変にいろいろなグリップを試していくのがお勧めです。
私は今のところタオルグリップに落ち着いていますが、ウェットグリップが打ちやすい時もあります。
まだまだ研究中です、そんな時間も楽しんでいければと思っています。
おしまい
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