みなさんこんにちは、町田コンディショニングジム健介のケンスケです。
種目によって打つ頻度や重要性が変わるハイクリアー(クリア)、
私は非常に苦手です。
女子シングルスでは肝となるショットです。
そんなハイクリアーの打ち方やコツなどをまとめてみました。
バドミントンのハイクリアーの打ち方やコツとは
クリアー(クリア)とは主にコートの後ろから相手の頭を超えて、コートの奥まで高い軌道で打つショットです。
ゲームをいったんリセットするという意味でも使われるショットです。
低い弾道で打つとドリブンクリアとなります。
- ハイクリアーとクリアーの違いは?
クリアーの種類の中にハイクリアーがあり、その中でもハイクリアーは高い弾道でのクリアーです。
ハイクリア―打ち方
手順は以下の通り
- 落下地点に入る
- 打点決定
- テイクバック
- スイング-重心移動
- インパクト
- フォロースルー
これを実際の動作にすると
- 【落下地点に入る】相手のシャトルに合わせず、なるべく落下地点の少し後ろに入ります。
- 【打点決定】(右利きの場合)左腕を上げて右足に一度体重をしっかり乗せ、前方に重心移動するように地面を踏みます。
- 【スイング】踏み込んだ力を上半身に伝え、ラケットをしっかり振り上げます。
- ラケットは前方というよりは上方めがけて振りましょう。
- 場面に合わせて足を入れ替えます。
4の時に紙飛行機を斜め上に投げるようなイメージで行う!」のイメージでやると良いです(感覚的なところなので、この言葉でつかみやすい方は参考にしてみてください)
ラケットの握り方
ハイクリアーを打つ時は基本的にはフォアハンドで握ります。
ハイクリアーのコツ
- 打点が毎回ぶれないように、自分が一番力が入る打点で打ちましょう。
- 腕だけで振るというよりは身体全体の力をシャトルに乗せるイメージで打ちましょう。
- クリアーの軌道をイメージして打ちましょう
- クリアーを打とうとすると空振りしてしまいます、どうすれば当たりますか?
打点(シャトルを打つ位置)にラケットの面を一度合わせてタイミングを合わせてみましょう。空振りするときはこのどちらかができていないです。
- クリアーを打つ時に後ろ足に体重を乗せて重心移動するには
後ろ足を大きく引くようにしましょう。遠くに足を置くイメージでやると重心移動がしやすくなります。
練習方法
ハイクリアーが飛ばない時のコツは?
ハイクリアーは特に女性の方や体が比較的小さい方は飛ばすのが大変です。
飛ばない時は以下のポイントも確認してみましょう。
- 後ろに下がりながら打っている→前に出ながら打つ
- 飛ばそうとして力んでいる→打つ瞬間だけ力む
- 飛ばしづらいラケットを使っている→【おすすめのラケットはこちら】
ハイクリアーは飛ばそうと思えば思うほど力んだり足が動かなくなったりし飛ばなくなります。
体を楽にし、打つ瞬間にラケットを握りこむようにすると飛ぶようになります。
ハイクリアーをバドミントンの試合で活かすために【いつ使う?】
イメージ通りの軌道を打てるかがポイント
- 相手のコート奥まで、できればスミを狙えるコントロール
- 滞空時間をコントロール
相手のコート奥まで、できればスミを狙えるコントロール
ハイクリアーが浅くなってしまうと、チャンス球になって好きな球で攻撃されてしまいます。
しっかりコート奥まで返し、攻めづらい球を打ちましょう。
コートのスミまで狙えたらなお良いです。
滞空時間をコントロール
自分がホームポジションに戻れ、できれば相手に強打させない滞空時間が理想です。
微妙にばらつかせることで相手にリズムをつかませないようにしましょう。
女子シングルスでは必須スキル
対戦相手をいかに振り回せるかで勝負が決まる女子シングルスでは必須スキルです。
ハイクリアーを毎回きっちりコントロールできると相手は相当いやかと・・・
力が少ないプレーヤーでもクリアーが打ちやすいラケットもあります☟
まとめ
いかがでしたでしょうか?
他のショットに比べると地味なイメージがあるショットですが、極めれば立派な武器になります。
私も苦手ショットなので練習せねば…
今後は動画等も織り交ぜながら解説できればと思います。
低い弾道で打つとドリブンクリアーというまた違うショットになります。
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