みなさんこんにちは、健ジムのケンスケ(@cg_kensuke)です。
日本のバドミントンチームご存知の方も多くいらっしゃると思いますが、インドネシアのバドミントンチームはご存知でしょうか?
そんな中でも今回はレジェンドメンバーを多く輩出しているDJARUMバドミントンチームについてまとめました。
なんと、筆者がフライパワージャパンのメンバーたちと一緒にインドネシアまで行って訪問させていただきました!
実際に著者もお邪魔しました!
DJARUMバドミントンチームとは?(ジャルムバドミントン)
正式名称:ジャルムバドミントンクラブ 愛称:PB ジャルム
PB Djarum は、中部ジャワ州クドゥスにあるインドネシアのバドミントンクラブです。
このクラブは、 Jl にあるDjarum brak (タバコ工場) で設立されました。
Bitingan Lama (現在は Jl. Lukmonohadi と呼ばれています) 1969 年にクドゥスで 35 位になりました。
Djarumの CEO、Budi Hartono は、従業員に敷地内のバドミントン コートの使用を奨励しました。
若いアスリート、リーム・スウィー・キングが活躍し、ブディ・ハルトノがクドゥス・コミュニティの活動を本格的にPBジャルム組織へと発展させるきっかけとなった。
Wikipedia
元々はDjarumの従業員が始めたバドミントンチームが徐々に発展して現在の規模になったようです。
DJARUMバドミントンチーム出身、在籍の選手は?
DJARUMバドミントンチームにはレジェンド選手を含め、現役のトップ選手が多く活躍されています。
DJARUMのページでは『HALL OF FAME』(殿堂入り)という項目で紹介されている選手も多くいました。
ケビン・サンジャヤ・スカムルジョ選手(Kevin Sanjaya Sukamuljo)
ムハマド・アフサン選手(Mohammad Ahsan)
トントウィ・アーマド選手(Tontowi Ahmad)
私がお邪魔した際に練習しておられた方を次の項目で紹介させていただきます。
ジョコ・スプリアント選手
ハリアントアルビィ氏とも日本のYONEXオープンで対戦経験もあるもと世界チャンピオン
1993年に世界選手権優勝!
著者がシングルをしていただきました!
実際に試合をしていただきました!つぎの章で紹介させいただきます。
ハリヤント・アルビィ選手
現在はフライパワーの代表を務められています。
インドネシアの英雄で男子シングルスで世界大会優勝をはじめとした数々のタイトルを獲得しています。
ジャンプスマッシュが有名で、この方に憧れてジャンプスマッシュを始めた方も多いはず
エディ・ハルトノ選手
上で紹介させていただいたハリアント・アルビィ様のご兄弟。
世界最強バドミントン兄弟レジェンドですね。
DJARUMバドミントンチームにお邪魔しました(日本人ではレア)
館内散策
体育館の壁に飾られていたDJARUMチームの歴史。
非常に歴史のあるチーム。
体育館横にあった大量のノックシャトル。
通常、1コートにつきひと箱あれば足りそうな気もするが、、、量がすごい。
シャトルがライトにかぶりづらいように設計されたライト。
インドネシアだとこれが当たり前なのですが、日本だとまだまだ採用されているところは少ない。
競技性としライトがシャトルとかぶるのもありかもしれないが、眼によくないので、こういうかぶらないライトの普及を願います。
床は木を張ったものでかなり年季が入っており、若干表面が凸凹してました(昔の柱のようなイメージ)。
最近一部コートがコートマットになったようです。
コートサイドにはいくつかのトレーニング道具がありました。
この日はあまり使われていない様子。
ラケット工房の田坂さんもDJARUMに行ったことがあるようです!
実際に試合をしていただきました
なんと実際の試合に混ぜていただきました!!
貴重な経験をありがとうございます!!(´;ω;`)
先ほど紹介させていただいたジョコ・スプリアント選手。
元世界チャンピオンです・・・!
対戦させていただいた感想
- ジョコ選手はフォームが小さくて何を打つかわからないところからカットと強打をできるため、かなりやりづらい
- 何度も足を止められ、特にリバースカットが取れなかった
- ロングハイサービスが非常に高かった。ショートサービスに慣れすぎているのもあり、非常に苦戦
- インドネシア特有の暑さに体が慣れず、体力的に我慢できない
- しっかり回してフットワーク量で勝負したラリーは取れていたが、我慢できずに低い展開低いロブを出しすぎてしまった。
ちょうど中間くらいの高さができればよかったですが、完敗でした( ;∀;)
幅広い年齢とレベルの参加者の皆様
DJARUMバドミントンチームは色々な世代の方やいろいろなレベルの方が多くいらっしゃいました。
ただ、そのレベルの幅が世界チャンピオンや現役の世界ランカーが何人もいらっしゃるのがすごい・・・
そんな世界チャンピオンの皆様も、私のような普通レベルの人にも優しく楽しく接してくれました。
レベル差がある場合には実力が劣る方や年齢的に足が動かない方が積極的に前に入ったり、若い方が後ろにさがって積極的にスマッシュを打つなど、皆さんペアによってそれぞれ役割分担できるうまさもありました。
そしてなんと言っても皆さんバドミントンをするのも見るのも楽しそう。
正直なところあまり日本では見ない光景でした
これは文化の違いなのか宗教的なものなのか
・・・
勝ち負けにこだわりすぎていないというのも一つかもしれませんが、その反面、大会に出る選手だと負けて悔し涙をする選手もいます。
筆者の中では答えが出ておりませんが、その辺りが一つバドミントンを通じて人生を豊かにする秘訣なのかなと思いました。
おしまい
フライパワー本社におじゃましました!【バドミントンメーカー】
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